睡眠障害の原因と解消方法を知ろう|スヤスヤ快眠生活

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眠りに関する病とは

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睡眠の病の今後

睡眠障害という病は、主にうつ病などの心の病に伴って現れることが多いのですが、逆に心の病の前兆として睡眠障害が現れる場合もあります。うつ、統合失調症、双極性障害などの心の病を抱える患者の数は増加傾向にあり、それに伴って睡眠障害の患者も増加していくと考えられます。しかし、睡眠は精神医学では心の病の治療の中心となると考えられており、睡眠障害を改善するための投薬療法などが非常に進歩してきています。睡眠障害ときくと、「不眠」という症状を思い浮かべがちですが、じつは寝すぎてしまうこと、つまり「過眠」も睡眠障害の症状として扱われます。いずれも慢性的に続いた場合に睡眠障害として診断されますが、後者の過眠の治療は以前は困難と言われていました。従来の精神医療は、眠気を誘発したり、たかぶった感情を「抑える」作用の投薬治療は得意としていたのですが、逆に無気力やエネルギーの低下など、症状によって抑圧されている状態を「持ち上げる」ことは不得意だったのです。しかし、現在では薬の改良によって持ち上げる作用が可能となり、睡眠障害単体の治療にも、その他の心の病に伴う睡眠の問題の解決にも広く用いられています。以上のことから、睡眠障害は解決のしやすい病気になりつつあると考えられます。

睡眠を整えるコツ

睡眠障害の治療においては、薬物療法に加えてある程度自力での努力が必要となってきます。基本的にどのような睡眠の管理を行えばいいのでしょうか。まず、不眠タイプの睡眠障害では、寝る前の環境調整が重要となってきます。就寝前の1〜2時間前はテレビやスマートフォンなどをずっと見たり、操作することは避けた方がよいと言われています。また、可能ならば部屋の照明を少し落とすことも効果的です。更に、就寝前にホットミルクや牛乳で溶いたホットココアなどを飲むことも、リラックス効果があるので良い睡眠が取りやすいです。逆にコーヒーなどのカフェイン製品は眠気を打ち消してしまうので、就寝前は控えましょう。過眠の場合は、なるべく日光を浴びる工夫が必要です。人体は日光によって睡眠の周期を調整しています。そのため、起きてから日光をきちんと浴び、夜にしっかり寝ることにより、長すぎた睡眠時間が徐々に適切な長さに調節されていきます。不眠、過眠のいずれの場合においても、適度な運動が効果的なことがわかっています。不眠の場合は丁度良い疲労感が睡眠に繋がり、過眠の場合は血流の改善などで睡眠のバランスが整えられるため、運動も有効的な治療法の1つと言えます。